素人でも中古PC(Windows7)をファイルサーバーにできた! <2. 自宅内共有編>
前回に引き続き、ファイルサーバーを自宅内で共有させました。
これで自宅であればどのPCからでもアクセスできます。
ちなみに、ここではMac → Windows(ファイルサーバー)という一方通行にしています。
外部からアクセスするよう設定される方もいますが
当方のような素人は知識が乏しいので怖くて絶対できません。
セキュリティできる人かっこいいな。
※念のためファイアーウォールが有効であることを確認してください
Windows側で準備
1. 共有フォルダを作成
今回は共有フォルダ用に「はてな」というフォルダを作成します。
Windowsは共有フォルダになるとフォルダに鍵マークがつきます。
対象フォルダを右クリックから[オプション]を選択します。
特定の人物しか入れないように、[特定のユーザ]を選択。
2. そのまま[共有]をぽち。[終了]をぽち。
共有フォルダのできあがり。
3. コマンドプロンプトから「ipconfig /all」でIPアドレスを確認
ファイルサーバは、初期化した状態でネットに接続していないため、割り振られていない状態でした。
これを自分で割り振る必要があります。
一方、家のWiFiを使っているPCたちはもちろん割り当てられています。
このすでに割り振られたIPアドレスが基準になります。
個人契約でWiFiルータに接続している家庭がほとんどだと思いますが、
家庭に設置されたルーターさんが接続されるPCにその場その場で割り当てています。(DHCPによる動的アドレス)つまり、接続する度に、IPアドレスが変わります。
ルーターさんが他のPCに割り当てるであろうアドレスを避けなければならないのにどうしたらいいのか。
4. 他のPCのIPアドレスを確認
WindowsPCであれば「3」で記載したコマンドで確認できますが、
Macの場合はコマンドプロンプトから「ipcinfig」で確認できます。
結果の中で見る場所はここ。
→ 「en0」の「inet」部分 = PCのIPアドレス
→ 「en0」の「broadcast」部分の「255」
例)XX.XX.XX.255 = 一番右だけ違う数字であれば家庭内で共有できる
例えば、Macで確認したPCのIPアドレスが「192.168.11.12」broadcastが「192.168.11.255」だったとします。
家庭内で共有するには「192.168.11.XX」のXX以外が同じで、「2~244」の中であれば共有可能です。
つまり、ファイルサーバーに割り振るIPアドレスは「192.168.11.20」でも「192.168.11.100」でもつながります。
※「192.168.11.1」はルーターに割り当てられている場合が多いので避けることが無難
※「192.168.200~240」が個人的にはいいと思います。他PCに割り当てられないような数字だもの。ちなみに自宅のルーター製品を検索すると、アドレス設定範囲が見れる方法がわかります。
今回は、「192.168.11.201」で設定してみます。
割当方法は画像で説明割愛。
5. 再度コマンドプロンプトから「ipconfig /all」でIPアドレスが振られたことを確認
Mac側から見てみよう!
1. Finderから[サーバへ接続]を選択
2. 先ほどファイルサーバに設定したアドレスを画像のように入力し、[接続]をします
3. 共有できたことを確認できました!
おわり。